経巻および書画を保護・装飾することから始まったのが表具です。現在の表具師の主な仕事内容は、掛軸・屏風・衝立・額・画帖・巻物・それぞれの修理・襖の新調・張替・障子貼りなどがあります。
| 平安時代 | 障子絵・屏風絵が出てくる 経典の巻物・仏画の表装も出てくる |
|---|---|
| 鎌倉時代 | 中国の禅僧の掛物を擬製して始まる。宋朝式の表具が伝えられ、「ひょうほえし」(後の表具師)が始まる。その後、従来の仏画などの表具の式と融合して新たな様式が成立する。 |
| 東山時代 | 床の書院飾りの発達により、表装の発展を促した。 珠光によって、今まで絵画の掛物であったのが、墨蹟を掛け始めるようになる。 |
| 桃山時代 | やがて、茶道の発展と共に、各宗匠においてその好みというのが出来てくる。すなわち表具の様式の中で、現地の配合とか寸法とかが決まってくる。 |
| 江戸初期 | 中国の明の表具が渡来し、従来の大和仕立てに対して、明朝仕立が確立される。 |
| 文禄二年 (1593年) |
表具屋という名称が文書に初めて見られる。 |
| 大正頃 | 表具という言葉を使い始める。 |
我が国の掛物や屏風など表装の形式や技術が、中国より伝来して以来、創意工夫により、独特の発展をしてきている。現在では、家の様式に合わせた表装の形式ができ、技術の面でも更に磨きがかけられ、未来に受け継がれていくだろう。
| 掛軸の名称 | 掛軸を見る時の参考にして下さい |
| 掛軸の様式 | 掛軸にはいろいろな様式があります |
| 掛軸の取り扱い | 長く保存できるように・・・ |
六曲屏風・四枚折屏風・二枚折屏風・風炉先屏風・枕屏風・腰屏風・八曲屏風・十曲屏風・両面屏風等がある